カテゴリ:旧中山道( 8 )

薮原宿

薮原宿は奈良井宿のように保存活動をあまりしていないので
往時を偲ぶ町並みはほんの僅か

それでも駅まで歩く途中で何ヶ所かそれらしい物は見かけました

なまこ壁の倉庫?
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決して古い建物じゃないけど、それらしくて嬉しい


街道にぎわい水車なるものを見つけました。
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直径1.2m程の小さな水車


水車を回すための引水にはミニチュアの水車
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ミニ水車が回ると連動して動く作業人
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奈良井宿と同じような水場がありました
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琺瑯看板と宮川漆器店
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中は史料館になっているようです
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古い佇まいの櫛問屋
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薮原で蕎麦を食べたくて、奈良井宿では何も食べてこなかった
なのに、駅に着くまで蕎麦屋を発見できず・・・..._| ̄|○ l|l|l
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by shio622 | 2013-10-21 23:12 | 旧中山道 | Comments(4)

鳥居峠へ3

鳥居峠から薮原宿へ下りていくとあちこちで栃の木の大木が目に入ってくる

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この栃の木は幹に大きな穴があり、傍らには「子宝の栃」の説明書きが添えられていた


昔、この穴の中に捨て子があり、子宝に恵まれない村人が育てて
幸せになったことから、この栃の実を煎じて飲むと子宝に恵まれると
言い伝えられているとのこと


栃の木って平地に生まれ育った私には馴染みのない木でたまに旅行帰りの人から栃の実せんべいをもらうくらいしかお目にかかる事がない。その栃の実せんべいにしたって言っちゃあ悪いが「あまり美味しい物でもない」って言うのが正直な感想・・・

でも調べてみたら積雪量が多く、稲作が難しい中部地方の山岳地帯では、盛んにトチの実の採取、保存が行われていたと言うし、江戸時代には私有地に植えられている栃の木でも勝手に伐採することを禁止していた藩も有ったと言うから、食用として大変貴重な樹木であったらしい

そう言う訳でここ木祖村でも天然記念物に指定し
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大木の周りに若い栃の木を植樹し保護しているようだ

下り坂なのでどんどん脚が進む。二つ目の熊注意
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こいつも鐘を鳴らしたが、錘をぶら下げるフックが伸びていて錘がすぐに外れ上手く鳴らせられなかった


あちこちで見かけた道案内・・・
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薮原側でも山中の道はこんな感じで急勾配
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ちょっと開けた所から薮原宿の町並みが見えました
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途中ですれ違った元気のいいお婆さんのグループ
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勾配が少し緩やかになった所で石畳の散策道
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そして峠を下りきった証し
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ここまで来れば藪原駅まで30分弱だけど、時計を見たら中津川行きの列車が出るまで15分くらいしか残っていない


せっかくなので薮原の町並みも少しは見ていきたいし、腹をくくって駅を目指す・・・
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by shio622 | 2013-10-20 23:49 | 旧中山道 | Comments(2)

鳥居峠へ2

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中の茶屋から鳥居峠まで1.16km
これまでずーっと上り坂で息も少し上がってきました

そんなとき、上の方から元気な子供の声が聞こえてきました
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学校の遠足か何か?先生らしき方が二人で引率して見えました

少し遅れてやって来た二人の少女
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道草を食って遅れたのかな?手に一杯のどんぐりを握りしめていました



この後も何組かのハイカーに出会いましたが、たいてい数人のグループ
一人で峠越えをする物好きってあまりいないのか?


何度か時計を確認
2時間半で歩けば奈良井から薮原まで歩けて藪原駅13時37分の中津川行きに乗れるかと思ったけど
奈良井を出た時からそれはどうも怪しい目論見・・・


それでもやっと峠らしき所までやって来ましたが
何とそこには2台の車が停まっている・・・
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(゜ロ゜;)エェッ!?
こっちはひいこら登ってきたのに車で登れちゃうなんてじゅるい
どうも薮原側からは車で峠まで来られるらしい
ま、こちらは歩いて峠越えをするのが目的だから羨ましくも何ともないんだけど

休憩所の横には綺麗な湧き水が流れていて
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それを大鍋に汲んで猪鍋を始めたグループでした
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「イノシシの肉は猟師から分けてもらった」と言ってましたが、まだ湧いてもいない水の中にどばっと猪肉を入れちゃって・・・
ま、猪鍋を食べたことのない人がとやかく言うことでもないか



鳥居峠から見た奈良井宿
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さすがに2kmあまりの距離だとあんなに遠く見える・・・


薮原側はここからは見えない(それが峠らしくないと言われる所以か?)

100mほどで薮原へ降りる案内が
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奥の方が薮原から上がってくる車道


そしてすぐにこんな注意看板も。。゛(ノ><)ノ ヒィ
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もちろん思いっきり二度三度と鳴らしていざ薮原へ(この注意看板は薮原側に3カ所有りました)
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by shio622 | 2013-10-19 22:35 | 旧中山道 | Comments(0)

鳥居峠へ

鳥居峠

古くは吉蘇路(きそじ)の「県坂」(あがたざか)、中世には「ならい坂」「薮原峠」と呼ばれた。国境に位置しているので、中世には戦いが何度も行われた。木曾義昌と武田勝頼の戦いで命を落とした武田方の兵士500人を埋葬したという「葬沢」なる沢もある。木曾義元が御嶽山に戦勝祈願のため、峠に鳥居を建てて以来、鳥居峠と呼ばれるようになったといわれている。(wikipediaより)

JR奈良井駅から藪原駅まではおよそ6.2km、鳥居峠はほぼ中間に位置し標高差は280mほど
歴史的には律令時代から開かれた街道であるが、江戸時代に江戸幕府により他の五街道とともに整備された。それでもこの峠越えは難所中の難所であったことは間違いないだろう

鳥居峠は太平洋に流れる木曽川と日本海に流れ出る奈良井川(信濃川水系)の分水嶺なんだそうな。分水嶺って、もっと北の中央アルプス辺りかと思ってたけど案外南の方だったんだ・・・

さて、その鳥居峠声であるが帰りの電車のこともあるのでゆっくりと散策する訳に行かず、ほとんど休むことなく歩き続け。現在は散策道として整備されているとは言え結構きつかった

趣のある石畳の遊歩道
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江戸時代の峠道はもっときつかったんでしょうね



所々に距離案内があってペースの目安になると言うか、「まだこれしか歩いてないのか」とがっくりする
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道中の無事を祈って
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見上げれば日に透かしても青々ともみじの葉
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足元には栗のイガがどっちゃり
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奈良井宿と鳥居峠との中間点にある中の茶屋
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奈良井宿観光協会が休憩施設として作った物だけど、自販機が有る訳じゃなく中は落書きで一杯・・・


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by shio622 | 2013-10-19 00:06 | 旧中山道 | Comments(0)

奈良井宿2

奈良井宿には天保年間に建てられた町屋が幾つも現存している
この中村邸もその一つ
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2階建ての1階部分には小屋根と呼ばれる庇があり、庇は猿頭という桟木で固定され、猿頭は吊り金具で母屋の柱に固定されている

木曽谷は漆器や櫛などの手工芸品が盛んな地であり、奈良井宿でもそんな土産物があちこちにある
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このお店の軒下にあったこれ
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季節柄そろそろ熊の出没が怖い鳥井峠を越えるのに、前夜は熊鈴を机の上に出しておきながら持ってくるのを忘れ、奈良井駅の観光案内所でも、「土産物屋に熊鈴はないと思いますよ」との言葉にいささか不安を覚えたのだが

これを見つけて即座に購入・・・


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およそ1.2kmの奈良井宿もだんだん外れの方にやってきました
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熊鈴を持った安心感か、鳥井峠超えも怖くないよ
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by shio622 | 2013-10-17 22:56 | 旧中山道 | Comments(0)

奈良井宿1

国から重要伝統的建造物群保存地区に指定されている奈良井宿(指定は昭53. 5.31)
前回訪れたのは2年前か3年前と思ってたけど、調べてみたら4年前の2009年の8月29日の事だった

そのことは中山道奈良井宿として当エキブロに残っているので参考までに・・・記事を振り返ってみると4年前と写真の撮り方がちっとも変わっていなくって・・・


JR東海奈良井駅
明治42年(1909)開業
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重要伝統的建造物群保存地区に指定されてから30年
新築、増改築、修繕、色彩変更等外観に影響する現状変更に関しては許可が必要であり、新築に際しても周囲の町並みと調和するよう様々な基準が設けられ現在に至っている
おかげでここは江戸時代にタイムスリップしたような気分が味わえる
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季節柄格子に掛けられたホオズキやツルウメモドキが町並みによく似合います
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4年前にも入った喫茶店
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今回は鳥井峠を越えるため先を急ぐので寄りませんでしたが・・・


アケビの実もぶら下がっていました
秋とは言えまだまだ暑いのに季節は確実に移っていく
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by shio622 | 2013-10-16 23:29 | 旧中山道 | Comments(0)

D51

10月14日(月)

今日は鉄道記念日らしいのでJR東海の青空フリーパスを買って中央線の奈良井まで行ってきた
ちょうど1週間前に仕事で木祖村まで行っていたのだけど、木祖村の中心地が薮原宿で、その隣が奈良井宿・・・


奈良井宿には2年前だか3年前に行っているけど、鳥井峠を越えて薮原宿まで歩くなんてことはしていなかった。なので、1週間前に仕事で木祖村に行った際につくづく思った物だ

「奈良井宿から鳥井峠を越えて薮原宿まであるいてやろう・・・」

それを実現したのが今日の鉄道記念日って言うのはまんざら偶然でもないのかも?

奈良井宿~薮原宿踏破のことはまた次回以降にUPするとして、今日は鉄道記念日なのでかつて中央線を一杯走っていた蒸気機関車D51のことを


中央線をたくさん走っていたD51は引退後あちこちの自治体や篤志家に引き取られ、展示されている
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ここのD51は見物フリーなのでなめ回すがごとくp[【◎】]ω・´) パシャ!
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石炭をどかどかくべた釜
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計器類
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自動列車制御装置(ATS)は何時取り付けられたんだろう?
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JR東海が7輌固定で1編成だけ製造したNAKASENDOU TRAIN371とすれ違うD51(木曽福島駅にて)
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Wikipediaより
D51形蒸気機関車(D51がたじょうききかんしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計、製造した、単式2気筒で過熱式のテンダー式蒸気機関車である。

主に貨物輸送のために用いられ、太平洋戦争中に大量生産されたこともあって、その所属両数は総数1,115両に達しており、ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録した。この記録は現在も更新されていない。


ちなみに薮原に展示されていたD51は1938年度(127両)に苗穂工場で製造された D51 237 - 239(製造番号1 - 3)の内の1両
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by shio622 | 2013-10-14 23:01 | 旧中山道 | Comments(0)

中山道奈良井宿

中山道奈良井宿へ行ってきました

豊橋からJRで片道3570円、往復だと・・・・7140円
それが週末の土日には青空フリー切符が使えて、
1日限りの有効だけど乗り降り自由で2500円で行ってこれる

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奈良井宿は中山道六十九次中三十四宿目
木曽十一宿中もっとも栄えた宿場町で
中山道でもっとも難所と言われた鳥井峠の手前にあって
旅人はここで鳥井峠を越す鋭気を養って出て行った・・・

その奈良井宿は昭和53年、国の「重要伝統的建造物保存地区」に指定され
永久に保存されることとなった

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奈良井宿の手前、中山道の面影を残す杉並木


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二百地蔵


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奈良井宿に入ってきました
建物は2階建てで上の庇が大きくせり出し
雨に旅人が濡れないよう工夫されています


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下の小さい庇は板を重ねて波状にした鎧庇と言われ、
通常下から支えるのを上から庇を吊るようにし
泥棒が上に乗ると庇が落ちるようわざと弱く作られています


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道路に対して区画が斜めに面しており
このことが美しい町並みを形成する要因となった(建物が一直線に通っていない)


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宿場のあちこちにあった水場は今も組合で大切に保存されています
飲んだけど柔らかい水でした


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秋らしい虫の飾り物


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鬼灯のドライフラワーとか


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わらじもこうして飾られると素敵だ!


奈良井宿、もう少し続きます
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by shio622 | 2009-08-29 23:54 | 旧中山道 | Comments(4)